日印友好協会柔道クラブの活動の様子が、南日本新聞に紹介されました
 インド・パンジャブ州の日印友好協会の柔道クラブが連日、鹿児島市の鹿児島アリーナで、鹿児島実業高校などの柔道部員らを相手に合同けいこに励んでいる。十九日まで滞在する。
 来日メンバーは十三歳から二十五歳までの男女十一人。引率しているは、コーチで鹿実高の柔道部に所属していた柔道家、三浦守さん(43)=鹿児島市出身。
 日本遠征は昨年に続き二回目。メンバーらは日本語や英語、ヒンディー語の気合も鋭く、本場の技の習得に懸命。同クラブのヤードビルダルシンさん(22)=警察官=は「日本の選手はとても強いし、練習もずっとハードだ。今年九月のインド全国大会に向けてがんばりたい。」
 一向は六月二十六日に来日。東京や福岡など三浦さんの知人の道場でけいこした後、九日、鹿児島入りした。鹿実高柔道部の大脇純一郎監督の自宅で同校部員らと合宿生活を送っている。「インドに柔道をしている人がいるのはうれしい。」と部員の鳥居正洋君(16)
 三浦さんは、パンジャブ州で二年前、道場を開き 百五十人の生徒を指導している。「柔道の技術だけでなく日本の文化も学んでほしい」と話している。

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